経営計画策定をすることにより、この先にどんな予測不可能な経済状況に陥ったとしても乗り越える手段を、賢明にそして最短で見出すことができるようになります。
ヴィジョンを視覚化すると迷いがなくなり、ゆとりをもった経営を行うことができるようになるのです。そうは言っても、経営計画書なんて「数字の羅列で難しそう」「作成が面倒くさい」
「計画通りに進めることなどできるのか?」と感じる方も多いと思います。
慣れない事を始めるのに、はじめの一歩を踏み出すのは、とてもエネルギーが必要だと思います。
ですが、ご安心ください。その一歩を踏み出してから、目標を達成するまでの
全ての道のりについて全力で当事務所がサポートをさせていただきます。
具体的には、次の4つのステップで、「経営計画書」の策定と「予実管理サポート」のお手伝いをいたします。
現状の経営課題を特定
過去の決算書の数字を分析することで、今まで気付かなかった経営課題を特定します。
課題を解決すべく全社員に浸透する経営理念や、経営方針を立てていただきます。
単年度計画の立案
目先の1年間の事業計画を作ります。
月別に事業部門別の目標数値(損益・貸借・キャッシュフロー)を策定します。
目先1年間のキャッシュフローを確認できるので、いつ、いくら必要なのかという資金手当ての目途が確認できます。
重要なのは、数値計画を実現するために、各セクションがどういう行動をおこしてゆくかという行動計画をたてることです。
この行動計画をたてることが、全社一丸で目標に向かいだす起爆剤になってゆきます。
中期の事業計画作成
5年後に向かって会社をどういう方向に進めていくのか?
売上、利益、設備、人員、資金調達、返済など詳細なシミュレーションを行います。
5年後の目標地点を数値化して、事業を発展・継続していくための行動計画を立てていきます。
毎月の試算表の数字を実績値と予算値で比較検討
予算は目標であるので、毎月の実績と異なって当然です。
その異なる部分について、翌月までにどうやってリカバーするか?
また、予実対比の結果うまくいった理由、うまくいかなかった理由を具体的な数値を基に分析を行い「うまくいった理由」を見つけます。
それを継続できるように具体的な行動計画をPDCAサイクル(plan-do-check-action)に基づきフィードバックしてゆきます。
経営計画は、経営者が将来どのような会社に成長させたいかというヴィジョンを明確に反映していることが重要です。そのためには会社の現状分析を踏まえて、その理念が言葉と数字で形になっていなければ説得力がないですし、従業員に伝わりません。
経営者と一緒に、一歩一歩、経営計画を作りあげ、その実現のサポートを行うのが私の仕事です。これまでの「経理」のプロとしてだけの会計事務所の時代は終わりました。私どもは、「経営サポート」のプロとして経営者の方と共に成長していきたいと考えております。
「経営を考える1日セミナー」(マスト経営の日)では、地銀や信金など経営支援の専門家が使用するソフト(MAP経営シミュレーションシステム) を使い、経営計画書を作成します。
売上、経費、設備投資、資金等を計画するうえで生じる様々な問題に対して、 何度もシミュレーションを行います。キャッシュ残高を確認しながら意思決定できるため、より実行性の高い経営計画を作成することができます。